雑談

【くせ毛さんも】前髪のわけ目、徹底解説

地肌日和

前髪のわけ目は、朝の鏡の前でふっと気になってしまう存在です

まるで机に消し忘れた鉛筆の線のように、しつこく残る

そこで、理想のわけ目の作り方を提案します

ドライヤーの風を“逆らわせる”

お風呂上がり、まだ髪が湿っているうちにわけ目と逆の方向へドライヤーを当ててください

根元に指を差し込んで軽く揺らしながら風を送ると、毛がふわっと立ち上がる

線をなぞるのではなく、あえて逆走させるのです

このとき、人差し指と親指で引っ張りながら乾かすと、くせ毛も治ります

仕上げに冷風を当てれば、そのふわっと感は長持ちします

わけ目に水を“少しだけ”

朝のスタイリングで前髪が固まってしまっている時は、霧吹きで分け目付近だけを濡らします

そしてコームではなく指でジグザグにかきあげる

直線を曖昧にするように、線を「崩して混ぜる」イメージです

その後、ドライヤーで軽く乾かせば、自然なボリュームが出ます

スタイリング剤の“粒”を置く

ワックスやオイルを大きく塗り広げるのではなく、指先にほんの少し

分け目付近の毛束をつまんで「粒」を散らすように置きます

これで光の反射がばらけ、線が影として残りにくくなる

アイロンで軽く毛先を内に入れておくとさらに自然

前髪の“分散作戦”

分け目を完全に消そうとするとかえって不自然になる

だから、敢えて小さなわけ目をいくつかつくって「分散」させるのも手です

根元からランダムに前髪を下ろし、薄い束をずらすだけで「どこが分け目か」分からなくなる

NG行動

・乾いた状態で無理やりわけ目を変えようとすると、すぐに元のクセに戻ります

必ず濡らす→乾かすの手順を守る

・スタイリング剤をつけすぎると束が固まり、逆に線が強調されます。ほんの少量で十分

まとめ

わけ目を消すとは「無理に隠すこと」ではなく、根元と毛流れをリセットし、光の中に曖昧さを混ぜること

直線を消そうとするより、揺らぎを足すほうがずっときれいに見えるのです

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kino hair
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愛知県小牧市の美容室です
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