【肌弱さん必見!】カラー施術での頭皮保護マニュアル

ヘアカラーを楽しみたい
けれど、頭皮がひりひりしてしまう
そんな人は意外と多い
美容室の椅子に腰掛けるたび、少し身構えてしまうあの感覚
これは決して「我慢すべきこと」ではないです
むしろ「どう工夫するか」で、未来はずいぶん変わります
前日 頭皮のコンディションを整える
まずは前日から頭皮を乾燥させないこと
乾いた大地に雨がしみ込むように、乾燥した頭皮は薬剤を吸収しやすい
前日の夜のシャンプーは、ゴシゴシ洗うのは控えたい
洗浄力が強すぎるシャンプーや、熱いお湯も避けて、やさしく泡を転がすように洗う
その上で保湿ローションを薄くなじませておくと、カラーのときのバリアになってくれます
当日の体調を整える
睡眠不足や体調不良の日は、皮膚が敏感になります
血流が変わるだけで「しみる度合い」も変わります
だからカラーの日の前日はしっかり眠ること
朝から水分をしっかりとって、体を穏やかにするのが大事です
施術前の伝達
美容師さんに「しみやすい」と伝える
これはとっても大事です
オイルや保護クリーム、塗り方などの対処が事前に出来ます
カラー剤そのものも「低刺激タイプ」や「ノンジアミンタイプ」が選べる場合もあります
知らなければ選択肢は広がらない、だからこそ、声を出すことが大切になります
施術中のサインを出す
「ピリッ」と来たら、我慢しない
美容師さんはお客様の小さな変化を見ているけれど、やはり伝えられなければ気づけないこともある
塗布中なら一旦拭き取る、放置時間を短くする、など、選択肢はいくつもありますのでご安心を
アフターケアも忘れない
施術当日の自宅でのシャンプーは、なるべくなら控えた方が色持ちが良くなります
しかし、頭皮の熱や、環境によって、髪の内部のアルカリ剤が染み出ることがあります
なんか痒くなりそう、と思ったらぬるま湯でしっかり流し、トリートメントをつけると、色落ちもさほどしません
その後は必ず保湿がおすすめ
化粧水を肌につけるように、頭皮にも潤いを与えます
数日後のかゆみや赤みを防ぐには、これが欠かせません
終わりに
カラーはおしゃれの一部
けれど、無理してまで続ける必要はない
しみやすい人にこそ、「選び方」と「伝え方」と「整え方」の3つが大事になる
髪色を楽しむことと、頭皮を守ることは両立できる
その一歩を踏み出せば、「もう怖くない」と思える日が必ずやって来ます